放言コーナー(2004年10月号)
2008-08-15 00:00:00
何もかも理屈通りにいったら面白くとも何ともない 「患者は、もう駄目かなと思っても、医者の話に乗せられて薬を飲む。賭場の客は負けると分かっていても、ついバクチ打ちの口車に乗って大金を張っちまうという具合。まあそれだから人間生きていくことが出来るんで、何も彼もが理屈通りに行ったら面白くとも何ともありません」とは「浅草博徒一代」佐賀純一著(新潮社)の主人公が亡くなる寸前のセリフである。 この主人公の年齢がちょうど小生の親父と同年くらい(日露戦争頃の生まれ)なので、親父の世代の日本の社会を実況中継してくれているようで実に面白い。 確かに主人公が言うように理屈通りにいくのなら東大経済学部を出た人な ・・・ [【月刊中央ジャーナル】アーカイブ ]
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