左見右見 (とみこうみ) 記者と議員 北地 真太郎(2005年5月号)
2008-09-10 00:00:00
「新聞記者を手なずけるにはどうすればいい?」 と、同僚議員が真顔で聞いてきた。彼は、自分に都合のよい記事を都合のよい時に書いてくれる記者がほしいらしい。新聞記者はお前の宣伝係じゃないぞ、と言いたかったが、まあ議員なんてこんなものである。 私はもともと原稿用紙のマス目を埋める作業をなりわいにしてきた男だが、ひょんな成り行きで関東某県の県会議員を務めたことがある。その頃の話である。 それまで自分の職業が記者であったから、国会議員などに取材することはあっても、取材されることなどめったになかった。それがいきなり、一地方議員として取材される側に立たされる羽目になった。 しかしこれが案外心地よかった。なに ・・・ [【月刊中央ジャーナル】アーカイブ ]
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