谷内前外務次官復帰で「二元外交」のおそれ
2009-02-15 00:00:00
前外務事務次官の谷内正太郎・早稲田大学客員教授(外務省一九六九年入省)が麻生首相の外交ブレーンとして表舞台に復帰することになり、古巣の外務省に逆風が吹きそうだ。
谷内は、麻生首相が小泉、安倍両内閣の外相時代に提唱した、自由主義の価値を共有するユーラシア大陸周辺に延びる「自由と繁栄の弧」構想の、いわば振り付け役を担ったが、親中派の福田内閣の誕生によって、これが“中国包囲網”を狙ったものとの批判を受け、谷内が昨年一月退官、さらに八月には谷内派への“粛清人事”が断行された。
ところが、麻生政権になって以降、内閣官房副長官補だった河相周夫官房長(六五年)が突如交代を迫られ
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